清华大学学長のインタビューから見る、清华大学の今後

マジで思うんだけど、中国に興味のある人は、ハーバードの提供するChinaXを受けてほしい。ボリューム大きいけど無料だし、かなりinsightfulで得るものが大きいと思う。

さて、下記は清華大学の学長とハーバードの教授の対談なんだけど、非常に興味深いのは、理工系大学として知られる清華大学が、リベラルアーツに力を入れているという部分。出発はアメリカを模倣したリベラルアーツ重視の大学だったんだけど、途中でソビエトの影響で理工系大学になった。そして、今は全人教育として、リベラルアーツに回帰していると。
つまり、今は理工系ではトップでも人文系で評価の低い清華大学だけど、今後、人文系でも評価を上げて、総合大学として世界のトップ大学になる可能性はあるということです。

また、インターナショナル教育に力を入れていて100以上の学部の科目、14の修士の専攻は英語で行っており、学生はアメリカ以外に、発展途上国にも積極的に留学しているとのこと。

清華大学の学長は、オール英語での質疑を聞いていても客観的に課題を把握していて、相当インテリジェンスを感じる。もちろん、東大の学長が知性で劣るとは思わないんだけど、彼は改革への情熱、未来への視線や、仕事をエンジョイする若さとエネルギーを感じる。

中国のトップ大学の学長がどういうものか、興味のある人は聞いてみてください。

www.youtube.com