ニューリテールの店に行ってみた。

先日、中国で話題の「新零售(ニューリテイル)」の代表である、「猩便利(ゴリラコンビニ)」と、アリババ系の「盒马鲜生」に行ってきました。中国在住の方には、今更感があるかもしれませんが、家の近くに無かったんですよね。。。

 猩便利は、コンビニ無人化の試みで、物品購入をすべてスマホのAPPでバーコードを読み込んで行います。購入前にAPPのダウンロードを指示されます。APP上で決済後、出口でQRコードで出店確認して完了です。品ぞろえは普通のコンビニと一緒ですが、書籍貸し出しや、傘のシェアリングのようなシェアサービスもあります。無人化といっても、店員さんが2人いて、APPの使い方ガイドなどやってたので、まだ試験段階という感じでした。

f:id:tibetter:20171226215011j:plain

f:id:tibetter:20171226215019j:plain

f:id:tibetter:20171226215028j:plain

 盒马鲜生もコンセプトは同じなのですが、今回行った店はより大きく、コンビニというよりスーパーでした。巨大な水槽が入り口にあり、活魚を買ってその場で調理して食べられます。大きく、衛生もよさそうで、人でにぎわっていました。料理もおいしそうでした。また、調理用に小分けした食品も、きれいにラッピングされて、全体的に非常に清潔な感じでした。こちらも、APPか、レジで商品のバーコードを自分で読ませAPPで決済になります。

f:id:tibetter:20171226215048j:plain

f:id:tibetter:20171226215112j:plain

f:id:tibetter:20171226215056j:plain

f:id:tibetter:20171226215106j:plain

どちらもAPPは似たUIで、注文商品のデリバリーサービスも行っています。どちらも、ガイド用の店員さんを配置しており、試験段階という感じです。
 盒马に関しては、デリバリサービスのおかげで立地にこだわる必要がなくなり、既存のコンビニより単位面積あたりの売り上げが3倍という比較データもあるようです。
 盒马は食品が充実しているし安全そうな感じなので、確かに注文したくなるかも。

 このニューリテイルでは、スマホ決済をベースとして新しい試みが色々行われているので、面白いエリアです。中国では、ますますスマホが手放せなくなりますね~~