Deep Learningおすすめオンラインコース

 Ng先生のMachine Learningコースを無事終了して、いよいよディープラーニングのコースを受講しようと調べています。

そのなかで、これはイケてそうというコースをメモ的に紹介します。

1.DL4US

DL4US – Deep Learning for All of Us

東京大学松尾研究室監修の、オンラインディープラーニングコース。

「3年間で1,000人のDeep Learning技術者を育成し,人工知能分野における日本の競争力を向上することを目的」としているとのことで、志に頭が下がります。

出来立てほやほやで、第一期は2018年1月開講予定です。

特徴は以下

 1.受講無料

 2.受講者セレクションあり

 3.コースは約3か月

 4.必要機器はウェブブラウザのみ

 5.エンジニア向けコースで、アプリケーション志向のコース。

 6.(貴重な)日本語で受けられるディープラーニングコース

  毎週数時間~10時間の見込み学習時間と、2週間アクセスがないとアカウント停止ということで、まぁまぁスパルタコースですが、力が付くことは間違いないと思いますし、ありがたいコースです。選考倍率が高そうなのが、難点といえば難点かも。

 

2.Udacity Deep Learning Nano degree

Deep Learning Nanodegree | Udacity

 Udacityが今年から始めたDeep LearningのNano Degreeコースで、これを修了すると、アプリケーション(ロボット、AI、自動運転)のコースのセレクションは自動的にOKになります。特徴は下記

 1.有料($599)

 2.コース期間4か月

 3.GANの発明者のIan Goodfellowをはじめとする豪華講師陣。

 4.Slackなどを通して、講師陣からサポートを受けられる

 5.環境は、AWS使用。(ただし、$100分のクーポンあり?)

受講料は$599(約6万5千円)とMOOCSとしては高額ですが、豪華講師陣と比較的手厚いサポートが得られるコースです。下記の体験記は非常に参考になりました。

Udacity で Deep Learning Nanodegree Foundation を受講してる | Futurismo

 

3.Coursera DeepLearning.ai

Deep Learning | Coursera

 Courseraの創始者、Andrew Ng先生の作ったディープラーニング教育ベンチャー、Deep Learning.aiのコースです。

 1.有料 €42/月、ただし、7日間の無料トライアルあり

 2. 見込み受講期間は4か月程度?

ひととおりの基本的なDLの技術は習得できるようになっているようですが、最終パートのパート5は、まだ作成中になっています。

UdacityのNanodegreeよりは安いし、Andrew先生の親切な語り口は個人的には好印象なので、迷うところではあります。

 

3.Fast.Ai

Deep Learning For Coders—36 hours of lessons for free

 Kaggleの元社長兼チーフサイエンティストで、シンギュラリティ大学の教授をやっているJeremy Howardの立ち上げたディープラーニングのMOOCSコースです。

 1.学費無料

 2.環境として、アマゾンAWSを使用。また、nVidia GPU装備のPC必要。

 3.Kaggleデータセットを使用

元Kaggle社長だけあって、Kaggleの環境を比較的多く利用しています。無料コースですが、ギークっぽいメッセージがあふれているのが魅力でもあり、少々敷居が高い感じがするかもしれません。

 ちなみに、Geremyの経歴はMackinsey&Companyのコンサルタント出身ということで、経営コンサルからディープラーニングのサイエンティストに転身という変わった経歴です。頭がいい人は何でも出来るということですかね。

個人的には、パソコンのGPUがそこまで強力でないので、苦しいところですが、Geremyの姿勢は結構好きです。

 

4.Cousera Neural networks for Machine Learning

Neural Networks for Machine Learning | Coursera

 これは、バックプロパゲーション、ボルツマンマシンの研究などなどで、Deep Learnig界のゴッド ファーザーと呼ばれているトロント大学のジェフリーヒントン教授のニューラルネットワークコースです。

1.講義無料(サーティフィケーションは€42)

2.講義の難易度は少々高い

2012年に開いたコースなので、内容はちょっと古いかもしれませんが、なんといっても世界的に知られるHinton教授の授業なので、受ける価値はかなりありそうです。

 

 今のところ、こんなかんじです。何かの参考になればうれしいです。